平成20年度 安全大会開催の内容を掲載しています。
開催日時 : 平成20年9月30日(火) クレーンの日 午後7時~午後9時
開催場所 : 武道交流館いきいき (名張市蔵持町)
テ ー マ : 『初心に返り今一度、安全作業について考える』
『現場でのコミュニケーションで、より良い作業環境をつくる』
現場での対応シミュレーション
現場で接する現場監督さんや職人さんとの会話の中で、オペレータはどのようにコミュニケーションし、安全な作業環境を作ることが出来るか?
出題された課題をオペレータが即興で演じました。
初めての現場で、「朝礼は出なくていいから、ここにセットしておいて」
「この荷物、あそこまで行けるやろ?」
「ワイヤー貸して」などの問いかけに、オペレータが答えます。
「私なら、こう対処している。」「じゃあ、こんな場合は?」「今の応対は良かった!」
と、活発に意見が出されました。
ビデオ鑑賞「平成若者仕事図鑑」
オペレーター感想

◆今年の安全大会は、オペレーターが安全について発言できる良い機会 になったと思います。
◆講話などの一方的なものではなく、全員参加型の充実した内容であったと思います。
◆現場シミュレーションで時間が余ったらどう進行しようかと心配だったが 活発な意見が出てスケジュールをオーバーしてしまいました。
◆現場でどんな対処をするべきか、会社側の要望や意向をもっと聞きたいと思いました。
◆明日からの作業に活かすことができ、きっちりとした対応が安全に繋がる!と感じました
◆新人オペレーターのビデオを見て、初心に返って日々精進しなければと感じました。
◆何をオペに求めたかったか、わからなかった。また、その事に対して会社がどうしてほしいか分からなかった。
社長からのメッセージ
労働災害は、オペレーターの経験年数やスキルに関係なく、些細な気のゆるみ、現場の状況や相番者、様々な要因が重なって発生すると考えます。
クレーンオペレーターは常に細心の注意をはらい、作業に臨まなければなりません。
今回の安全大会は、「初心者の慎重さから見つけられる危険」「熟練者の慣れで見逃す危険」を再確認する良い機会になればと思います。
感想の中に、「何をオペに求めたかったか分からない…」というコメントがありますが、極論「安全」以外、何があるのでしょうか。常に「何かを得よう、向上しよう」という気持ちを持っていなければ進歩は無いと思います。
「安全大会」という貴重な時間の中で、自分に課せられた責任の重大性と仕事への誇りを感じ、今後の作業に活かせることを期待します。